トレーニング指導のために筋肉について勉強したいな
私はレッスン中にお客様が痛みを訴えてきたときに慌てなくてすむようにしたいわ
関節に負担をかけないような動かし方を指導できるようになりたいな
今回はこんなお悩みに答えていきます。
解剖学を学ぶとわかること
いきなり解剖学って言葉出てきたけど、それって何なの?
ここでいう解剖学は人間の体の構造を解き明かす学問のことだよ
あんた誰よ?
僕の名前は藤倉法隆。大学でスポーツ科学を学び、トレーナーや鍼灸の資格をとったりして、かれこれ8年くらいは解剖学を学んだ者だよ。
ふーん。解剖学ってやつを学ぶとさっきの人たちの悩みが解決されるってこと?
解剖学を学ぶことで、
人間の動きを見て、体の中で筋肉や骨がどんな風に動いているかがわかるようになるし、反対にどんな風に動かしてはいけないかがわかるようになるんだよ。
解剖学って難しいの?
なんか難しそうだな。ボクにも理解できるのかな
解剖学自体はハッキリ言って難しい。だけど、ここで伝える解剖学はトレーナーやインストラクターが現場で出くわす出来事に生かせる最低限のことを扱っていくから難しくはないはずだよ。
本当にカンタン?
仮に難しかったとしても、コメント欄やtwitterで質問に回答していくからサポートもバッチリだ!
それならボクにもできるかも?
解剖学は暗記ばかり?
勉強したことがある人は、解剖学に対して暗記することがたくさんってイメージがあるかな?
げ。そうなの?暗記って苦手だな。
確かに覚えなきゃいけないことは多い。筋肉の名前や骨の名前、動作や位置を説明する用語なんてものもあるから暗記に頼る人もいただろうね。
うわぁ。。大変そう
大丈夫!
例えば、行った事もなければ、どんなところかも知らない地名を覚えるのは大変だよね?でも一度でも旅行したことがある場所って何となく覚えてないかな?
まあ、確かに何となくは覚えてるかもな。
解剖学もそれと同じで、ただ筋肉や骨の名前をひたすら覚えようとしても頭に入ってこない。それを、筋肉の特徴や役割だとかを一緒に学ぶことで記憶に刷り込まれるんだよ。
そんなもんなのかな。
それに一つのお話に出てくる事柄はそんなに多くないから簡単だと思うよ。
それはありがたい!僕にもできるかも!
ちなみに僕は力技でゴリゴリに暗記したけどね!!
・・・
解剖学を学んだらどうなる?
勉強するのが楽しみになってきたな。色々学んだらどんな世界が待ってるんだろう?
解剖学を学ぶと、体の構造が人の姿を外から見てもわかるようになるし、動作を見て体の中で何が起こっているか具体的にわかるようになるよ。言語化もできるようになるからお客さんにわかりやすく説明する事も得意になる。
例えばそれってどういう事なの?
例えば運動指導をしていてお客さんがおじぎをする動きができなかったとする。原因はなんだと思う?
あんたに頭を下げたくなかったんでしょ。
・・・もしかしたらそうかもしれないけど、予想できる原因のひとつとしてどこかの筋肉が固くて伸びないせいかもしれない。おじぎという動作にどの筋肉が関わっているか解剖学を学んでいるとわかるようになるんだ。
なるほど。おじぎ以外にももっと複雑な動きがわかるようになるかな?例えばテニスのサーブがうまくいかない原因を突き止めたりとか、腰痛の原因を探ったりとか。
それがわかるようになるには他の勉強もしていく必要があるけど基本的なことは解剖学がわかっていれば予想がつくようにはなる。どちらにせよ、専門書を読んだりするには解剖学の用語がわかっていないとちんぷんかんぷんだと思うから、やっぱり解剖学は大事だよね。
もっと詳しく勉強していくにも基礎になる解剖学が必要ってことか。よし、しょうがないからボクもちょっくら見てみてやるか。
よし、じゃあ次回から誰にでも簡単にわかる『はじめてアナトミー』を開講するぞ!
アナトミー?
解剖学のことを英語でアナトミーというよ。解剖学じゃいかにも勉強っぽいからね!
なんでもいいけど簡単にしてよね。
次回、『はじめてアナトミー』第1回「骨の役割ってなに?」乞うご期待!!
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