【サーフィン】テイクオフの動作が遅くて波に置いていかれるよ!

こんにちは!湘南平塚のパーソナルジム キノスラの藤倉です。

先日instagramにこんな投稿をしました。

テイクオフの動作が遅い人にやってほしい!

これがとても反響があり、たくさんの方にブックマークしていただきましたので少しこれに関して説明を加えていきたいと思います。

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テイクオフの動作が遅い

波に置いていかれる原因として一番多いのはパドリングが遅いことだと思います。ただ、人によってはパドルで波に追いつかれることはなくてもいざボードの上に立とうとしてもその立ち上がる動作自体が遅くて、その間に波に置いていかれるという方は意外といるように思います。

テイクオフの動作は、

①腕で支えて上半身を起こす

②両方の手の間に足を滑り込ませる

③立ち上がる

https://youtu.be/XYZ46bGfZ08

という順番を踏むかと思いますが、この「②両方の手の間に足を滑り込ませる」という動作が、いかにも

よっこいせ…

とゆっくりな人はよくお見かけします。そうなんですよねー上半身を起こすのはそんなに急がなくてもいいんですけど足を引き込むのがゆっくりだと、重心が前にかかりすぎたりしてパーリングするリスクもあがっちゃうんですよね。

では実際に足を引き込む動作を遅くさせる原因について見ていきましょう!

テイクオフで足を引き込む動作を遅くする原因

①体が硬い

体が硬いと、そもそも足が前に出てこないのでその分足を引き込むのが遅れます。この場合、硬さが影響するのは、

①股関節を曲げる動作

②腰を丸める動作

③足首を曲げる動作

このへんが硬いとテイクオフは遅れる印象です。

実際、以前僕のところにいらしたサーファーの方で、「テイクオフで足が手前についてしまう」という方がいたのですが、この方はかなり硬い腰の持ち主でした。元々腰痛持ちみたいでしたね。

その方は10分くらいマニュアルアプローチ(マッサージほどガッツリ揉まない徒手療法)をしたら、かなり腰の動きが出て、テイクオフも一発で足が前に出るようになってました。だから一度股関節や腰の硬さをチェックしてみるのもアリですね

②筋力が低い

Instagramで紹介したのはこのパターンですね。

足を引き込む動作に使われるのは、お腹の筋肉と股関節の筋肉です。これらが弱いとどうしても足を引っ張ってくる動作は遅くなってしまいます。

筋力は弱いと動作も遅くなるからです。逆に言えば筋力を強くしてしまえばスピードは速くなります。

Instagramでご紹介したのはその一例ですが、knee to chestというエクササイズですね。これは、足を顔の方に引き込むためにお腹と、股関節を曲げる筋肉を鍛える種目で、サーフィンのテイクオフ動作により近いエクササイズなので、テイクオフの動作が遅くて悩んでいる人にはぴったりのエクササイズかなと思います。家でもできますしね。

ホントはできたらそこに肩甲骨の安定性という要素も追加したhanging leg raiseとかも合わせてやれると、よりサーフィンのテイクオフに特化したエクササイズプログラムが組めるのかなと思いますが、ちと難易度が高いので割愛します。

③安定していない

サーフィン始めたての方だと一番多いのはこれかなと思います。そもそも安定していないパターン。サーフボードの上に立とうにもまず体が安定してないからどうにもこうにも体を動かせない方ですね。

よくテレビとかでも、不安定な綱渡りとかで綱にしがみついて立てない人とかよく見ますよね。物体は重心が下にあった方が安定しますし、地面に接地している面積が広いほど安定します。要は寝てると安定して、立つと不安定になるということですね。

人間不安定な状況に陥ると、安定しようとしますから無意識に寝た状態になるべく近づけようとします。これが立つ動作を遅くさせるわけですね。

意識的には立とうとするのに、無意識で「立ったらアカン!寝とけ!」と体が反応するわけですから。

この場合はまずパドルの時点でしっかりサーフボードを安定させることが重要ですね。

以上がテイクオフを遅くさせる主な原因です。あなたがもしテイクオフが遅いことで悩んでいるのなら、上の3つで当てはまるものがないか振り返ってみてください。

まとめ

テイクオフの動作は上手い人ほど速いように思います。柔軟性を向上したり、筋力を上げてテイクオフを速くして楽しくサーフィンしてくださいね!

もしストレッチのやり方やトレーニングの方法がわからなければコメントやメールをいただければ回答します。

一番いいのはお店に来ていただいてお身体をチェックすることですね。そうすればあなたにぴったりのストレッチやエクササイズをご紹介することができますよ!

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