ジャンプ系のトレーニングはジャンプを鍛えるだけじゃない!

こんにちは!藤倉です。以前お客さんにこんなことを言われました。

ジャンプのトレーニングするの?私ランナーだからレースの時ジャンプしたりしないよ?

あなたもそんな風に思ったことありませんか?

「私にはジャンプトレーニングは必要ない?」いえいえそんなことないんです!

陸上で行う多くのスポーツがジャンプトレーニングによってパフォーマンスが向上するんです!!

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ジャンプ系のトレーニングとは

プライオメトリックストレーニングに分類されるジャンプトレーニングですが、さまざまな種目があります。

大きく分類すると、

  • その場ジャンプ…同じ場所でジャンプと着地を繰り返す
  • スタンディングジャンプ…垂直または水平方向に通常1回の最大努力で行うジャンプ
  • マルチプルジャンプ…複数回の連続するジャンプ
  • ボックスジャンプ…ボックスを用いて飛び乗るジャンプ
  • デプスジャンプ…ボックスを用いて飛び降りるジャンプ

こんな風に様々なスタイルで飛んだり跳ねたりして、体の機能を向上させていきます。

でもこれってバスケとかバレーの人がやるようなトレーニングじゃないの?

もちろんバスケットボールやバレーボールのようにジャンプや着地が頻発するスポーツをやっている人はこう言ったジャンプトレーニングは必須といえます。

ですがそれ以外にも、ランニング競技、ゴルフ、テニス、格闘技など、スポーツ中にジャンプすることがほとんどない競技でもジャンプトレーニングは非常に有効なのです。

どうしてジャンプトレーニングが他のトレーニングにも有効なのか

なぜ、ジャンプを繰り返すことが、ジャンプをしないスポーツにも有効なのでしょうか。

ジャンプをすると股関節や膝関節を力強く伸ばして、その力で地面を蹴って体が飛び上がりますよね?

一方で、ランニング動作も、股関節や膝を伸ばして地面を蹴って前に進んでいます。ゴルフも体の回旋に目が行きがちですが、その前に後ろ足から前足に体重移動をして、地面を蹴って返ってくる力を、腕へと伝えています。テニスも同様です。格闘技も打撃系の技は、股関節を伸ばして体を前進させてパンチやキックを繰り出しています。

だから、ジャンプをしていなくても実は多くのスポーツはジャンプと同じ体の使い方をしているのです!

ジャンプというのは、自分の体重だけでできる、もっとも地球の重力に抗う運動です。ジャンプをすることによってより力強く地面を蹴る能力が向上し、様々なスポーツのパフォーマンスを向上させることができるのです。

ジャンプしないスポーツでもジャンプトレーニングが重要である理由がわかりましたか?

ちなみに、ジャンプの動作は、股関節、膝関節、足関節(足首)の3つの関節が伸びて行われています。その動作のことをトリプルエクステンションと言います。

トリプルエクステンションはスポーツの動作にとってめちゃくちゃ重要な要素なので、よりスポーツやそのトレーニングについて詳しく知りたい人はこのページを見てみてください。

トレーニング何をすればいいんかなーと思っている人やなんとなーくトレーニングをやっている人にはおすすめの記事になってます。

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