あなたはサーフィンを続けていく上で理想の姿ってありますか？
- ロングライドしたい！
- オフザリップ決めたい！
- 海外の海でサーフィンしたい！
- サーフィンのプロになりたい！
- サーフィンを仕事にしたい！
人それぞれ「こうなりたい！」って姿があると思います
僕も小学生からやっていたサッカーで「もっと活躍したい！」って思いながらボールを追いかけてた頃があります
僕は神奈川県で生まれて、そのまま神奈川で育ちました
子供の頃はさっきも言ったようにサッカーをやっていましたが、特別うまい方でもなく、安定の控えメンバーといった感じでした笑
体も細くて、足も速いわけでもなく、活躍というには程遠い存在だったと思います
高校生の頃にもっとスポーツが上手くなるには練習以外の体づくりが必要だと思ったんですよね
だから筋トレを始めることにしたんです
最初は散らかった自分の部屋で腕立て伏せと腹筋から
成長期だけあって、割とすぐにスイスイできるようになって物足りなくなっちゃったんですよね
でも次は何をすればいいんだろう…？って感じでした
今みたいにSNSやYouTubeもありませんでしたから路頭に迷ってました
当時のターザンみたいな雑誌を読んで、鉄アレイとかを買った方がいいのな？なんて考えていたのを覚えてます
それから自転車で30分漕いだところにある市営のトレーニングジムが１回300円で使えるのを知った僕は毎週通うことにしました
けどそこでも器具が並んでるだけで何をやればいいのかわからないんですよ
使い方はわかります。最初の半日の講習会で教えてもらいましたから
でも僕のスポーツを上達させるためには具体的に何をすればいいのかわからなかったんですよね
とりあえずマシンに座ってバーを押してみたり引いてみたりするだけ
バーベルを担いでスクワットのようなものをしてみる…
そんなこんなしてても何も変わらないんですよね
当時はなんとなく筋肉がついた気になっていましたが、今思えばほぼ何も変わってなかったです笑
体づくりというわりに体重もほとんど変わってませんでしたしね
往復１時間かけてジムに行って300円払って１時間トレーニングして疲労だけ持ち帰ってくる…
そんなことを繰り返してました。時間のムダってやつですね
あまりに自分が変わらないのでいろんな本を読みました
ボディビルの雑誌から、筋トレのやり方が書かれた本までほんとたくさん読みました
そして僕のトレーニング生活は見事に迷宮入りしました笑
まじで書かれていることが本によって違うんですよね
回数だって10回がいいだの、10回じゃ多いだの
何を信じればいいの？って感じです
混迷を極め迷走を続ける中一冊の本に出会いました
今は有名になってしまいました谷本先生の本です
この本はスポーツのためのトレーニングのやり方がスポーツ科学の研究に基づいて書かれていました
その内容は今まで見てきた一般の方に向けられたものとは趣が違く、「理屈」がきちんと書かれていて僕の悩みを一掃してくれるものでした
その時に僕は「スポーツ科学」という分野があることを知ったんです
それをきっかけに「トレーナー」という職業があることを知り、「僕みたいにスポーツで悩んでる人をサポートしたい！」と思うようになり、スポーツ科学科のある大学に進学することを決めました
大学を出た後、スポーツのトレーナーとして会社に就職しました
そこで働く中で僕はスポーツのパフォーマンスを向上させるということを深く学ぶことができました
それから大学野球やアメフトのトレーニングの指導をしたり、プロのアスリートに帯同してアメリカを転々としたりといった活動をするに至りました
おっといつの間にかこんな時間ですね。続きはまた今度にしましょうか