前回はあなたが悩みを解決するための一歩を踏み出すハードルについてお話ししました
最初の一歩ってやっぱりめんどくさいし今まで通りの生活してた方が気が楽ですよね
でももし今のままだったらきっと来年もおんなじことで悩んでるかもしれません
もしかしたら今あなたは漠然と、来年の今頃にはきっとカッコよく波に乗れてるんだろうなーって考えてるかもしれません
でも先月から今の自分を比べてどうですか？
成長してます？
もし、あなたの悩みがサーフィンの練習をひたすら続ければ解決できる類のことであれば、このまま海に通い続ければ理想のサーフィンに近づけるはずです
でも悩みの原因が、体の使い方や体の機能にあったとしたら、サーフィンの練習をし続けるだけでは解決できない可能性があります
僕はよくりんごの皮剥きに例えて話します
あなたがりんごの皮剥きを練習したいとします
必要なのはりんごと包丁だけ
でもあなたが手に持っているのは研がれてなくて切れない包丁です
その包丁を使ってりんごの皮剥きを頑張って練習したとして、果たして皮剥きは上手くなるでしょうか
かなり怪しいですよね
あなたがしようとしてるのはこういうことです
あなたがやりたいことを実現できるだけの能力を体に備えてないのに無理やりサーフィンの練習をしてるようなものです
切れない包丁で無理やり皮を剥けば少しくらいは剥けることでしょう
でもそれって切れる包丁でやるより何倍も時間がかかるし仕上がりもきっとよくないですよね
だからあなたはまず体の機能や使い方を獲得する必要があるわけです
このまま何もしなければ来年も全く同じことで悩んでるかもしれません
このまま問題を放置し続けて、変わるのはあなたの年齢です
どんどん体力は落ちて、パドルすら満足にできなくなってしまうかもしれません
アウトに出れなかったらいくらサーフィンしたくても諦めざるを得ません
あんなに好きで毎週通ってた海もそんな思いをしたら、見るのも嫌になっちゃうかもしれません
30過ぎたら体力の衰えを感じるなんてよく聞きます
今みたいに激しく板を回すなんてことはできなくなるはずです
そうしたら今できないことができるわけないですよね
歳をとっても上手い人は若い頃の蓄積があるからに過ぎません
歳をとってテイクオフすらできなくなった人を知ってます
その人はとても辛い思いをしています
前はなんでもなかったことなのに今は成功の糸口すら掴めないでいる
一緒に入ってた仲間とはもう入ることはないかもしれない…
こうなるともうサーフィンが楽しいなんて思えなくなってくる
あなたの行動が変わらなければいつかサーフィンが楽しくなくなって辞めてしまうことになるかもしれません
でもここで最初の一歩を踏み出しさえすれば、来年の今頃は今の自分がやけに小さく感じることでしょう
なんであんなことに悩んでいたのかわからない…なんて思うかもしれません
新しくできたサーフィンの仲間と、いろんな海に行ってサーフィンを楽しんでる自分がいるかもしれません
「あの時に自分に合ったやり方を見つけておいてよかった！」
そんなふうにあなたには思ってほしいのです
「あの時に始めておけばよかった…」
こう思ってほしくはないのです。そう言われても僕にはどうすることもできませんから
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