自分のイメージと実際の動作が違う!

こんにちは!湘南平塚のパーソナルジム キノスラの藤倉です。

今日はこんな質問いただきました!

頭の中に描いている自分の理想の動きと実際の動きが違うんだけど、どうすればいいの?

ありますよねぇこれ。

ゴルフのスイングを動画で録ってもらったら全然思ってたフォームじゃない!とか、

ランニングフォームが自分の理想とはかけ離れていた、とか。

僕もねサーフィンしてるところを録ってもらったことがあるんですけどね、どこにも僕映ってないんですよ。

確かにね、僕の顔したサーファーは映ってるんですよ。けどね、全然僕がイメージしているライディングじゃないおっさんがそこに映っているわけですよ。

がっかり

ですよね。

さてさて、本題ですが、頭のイメージと実際の動作のこういった乖離ってなんで起こっちゃうんでしょうか?

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イメージと実際の動作に差がある原因

体にはたくさんのセンサーが付いています。

触れたことがわかる触覚だったり、音が聞こえる聴覚、目にみえる視覚なんかはご存知ですよね。

そのセンサーのうちに

筋肉の長さの変化を感じ取るセンサー

関節の角度の変化を感じ取るセンサー

があります。これらのセンサーが働くことで、今自分の体はどういう姿勢をとっているか、というのがわかるわけです。

目を瞑っていても足がどこにあって、腕がどういう姿勢でいるかってはっきりわかりますよね。それはこれらのセンサーのおかげというわけです。

こういった体の状況を把握する感覚のことを「体性感覚」と言います。

自分の体をイメージ通りに動かすことができる人はこの「体性感覚」が優れていることが多いです。言い方を変えると、自分の体をイメージ通りに動かせない人は体性感覚に問題がある可能性もあるというわけですね。

・ゴルフで自分の理想とするスイングができない

・サーフィンで波の状況に瞬時に対応することだできず転んでしまう

・テニスで頻繁に足を捻ってしまう

こういった悩みがある人は体性感覚を改善していくことで悩みが解決できるかもしれません。

それでは次は体性感覚をトレーニングする方法を見ていきましょう。

体性感覚をトレーニングする方法

体性感覚をトレーニングする方法、それは第一に自分の体の感覚を意識しながら体を動かしていくことです。

仰向けで運動をしているなら、背中やお尻が床と設置しているのを感じる。

足を上げているなら足がどの角度まで上がっているか、感じつつも目で見て実感する。

そういったことの積み重ねが体性感覚を向上させるために必要なことです。

僕がよくお客さんに提供するのはマットの上でやるエクササイズです。ウェイトトレーニングと違って、マット上のエクササイズは「自分の体を思い通りにコントロールする」ことが目的です。

いくつか例を紹介します。

こういったエクササイズに非常に動きが似ているのがヨガです。ヨガは自分の体の声に耳を傾けながらいろんなポーズを繰り返していきます。これがまさに体性感覚をトレーニングするのに向いています。

サーファーでヨガをやっている人が多いのもこういうことを無意識に感じて、ヨガがサーフィンのためのトレーニングになることを知っているからかもしれませんね。

まとめ

自分の体をイメージ通りに動かすことができればあなたのスポーツはレベルアップするはずです。何より思い通りに動ければ楽しいですよね。

もしあなたが自分のスポーツで思い通りにいかないことがあるのなら、練習をひたすら繰り返す前に、体性感覚に目を向けてみるのもいいかもしれません。

Instagramでも随時エクササイズを紹介していくのでよかったらフォローしてくださいね

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