筋トレの効果が筋肉がデカくなるだけだと思ってたら大間違いやで

こんにちは!スポーツを頑張る人のトレーナー 藤倉です!こんな風に思ってる人っていませんか?

筋トレって筋肉大きくするためのものなんでしょ?私には必要ないかな。

今回はこんな方に耳寄りな情報をお伝えしようと思います。筋トレが必要ないと思ってるあなたもこれを読み終わった5分後には

「筋トレっていいじゃん!」

って思えるようになっているはずです。その時はもう新しいあなたに生まれ変わっていると言っても過言ではないっ!

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筋トレの効果とはなんだ!?

筋肉トレーニング略して筋トレ。要は筋肉に負荷をかけてそれに対して筋肉が適応することでなんらかの変化を生み出すこと。

筋トレとは筋肉を使い、筋肉を愛し、筋肉と対話する儀式なのだ!!

という気持ち悪い前置きは置いておいて、筋トレの効果を見てみましょう。

【筋トレの効果】

・筋肉が大きくなる

まずはコレ。確かに筋トレは筋肉を大きくするのに一役買ってくれます。筋肉が大きくなることによって得られるメリットは、

  • 筋力が増える!つまり出せる力が増える!
  • 筋肉の中に溜めておけるエネルギー源が増える!つまり疲れづらくなる!
  • 生み出す熱の量が増える。もう寒くない!
  • Tシャツの着こなしが1ランク上がる!モテる!かも
  • チンピラに絡まれづらくなる!

もうこの時点でメリットだらけですね。でも筋トレの効果はこれだけに留まりません。続きを見ていきましょう

・筋力が増える

さっきも出てなかった?そう思ったあなた。

正解です。

でもここで再び出したのには訳があるのです。筋力というのは筋肉が発揮できる力のことですが、これが増えるのは筋肉が大きくなった時だけでなく、神経の働きが改善されたときにも筋力が向上するのです。

つまり、筋トレのやり方によっては、筋肉が大きくならなくても筋力を向上させることが可能になるのです。これは体重を増やしたくないけどパフォーマンスを向上したい、という人には大事なメリットですよね。

・使われていない筋肉が活性化する

普段デスクワークなどで長時間座っていると、筋肉は使われず、どんどん活性が落ちていってしまいます。そうなるといざという時力を発揮しづらくなってしまいますし、筋肉の伸び縮みする能力も低下し、体がなんだか硬いな、という状態に陥ってしまいます。

筋トレによって筋肉をしっかり動かしていれば、活性状態を保つことが可能になります。

・健康的な関節の動かし方を学習できる

筋トレはもう何十年もその形を大きく変えることなく残ってきました。これは効果があることと、体に不必要な負担をかけないという何よりの証拠ではないでしょうか。やったら大抵怪我するようなものはとっくに淘汰されて無くなってしまっているはずですからね。

健康的な関節の動かし方が学習できると、日常生活はもちろん、スポーツ中に起きる怪我のリスクを減らしてくれます。

「下から子供を抱っこしたときに腰を痛めた!」「階段の上りで膝が痛い!」とか、

「ダッシュして急激に止まろうとしたら膝を捻挫した!」「ボールを投げたら肩を痛めた」なんてことをかなり減らしてくれるはずです。

・筋肉が力を発揮するまでの時間が短縮する

これはちょっと難しい話ですね。

筋肉は力を発揮するのにある程度の時間がかかります。重いものを持ち上げるときって時間がかかりますよね?マックスに近いくらいの力を出そうとすると時間が必要になるのです。

筋トレによってその時間を短縮することができます。

これは瞬間的に大きな力を出す必要のあるスポーツでは生命線と言ってもいいくらい重要な要素ですよね。いくら力の強い力士がいたとしてもその力を発揮するのに時間がかかっていたら、相手の素早く発揮された力にあっという間に土俵から落とされてしまいますからね。

力の発揮までの時間について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

・筋スティフネスが向上する

筋スティフネスとは、筋肉の伸ばされづらさ。一見伸ばされづらくなると硬いイメージがあってスポーツには不利なような気がしてしまいます。

でも違うんです。

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スポーツには体をバネのように使う局面がたくさんあります。スティフネスとはこのバネの強さです。フニャンフニャンのバネと、バッチンバッチンのバネ。どちらが弾いたときに大きな力を生み出しそうですか?もちろんバッチンバッチンの方ですよね。筋トレによって硬いバネを手に入れることが可能になります。

体のバネのことについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

・血圧を低下させる

筋肉を動かすような運動を行うと、運動中は血圧は上昇するものの、平常時の血圧が低下することがわかっています。

理由の一つに、血圧を低下させる働きのあるプロスタグランジンの分泌が運動によって増えることが挙げられます。※

プロスタグランジンは血管を拡張し、尿の排出を促します。これによって血圧の低下が起きるのです。

・他にもこんなこと

筋トレをすると、ストレス解消されたり、認知症の予防になると主張する方もいるようです。筋トレは運動としても用いられることから、生活習慣病の予防にも効果があることでしょう。

まとめ

こうやって見てみると筋トレの効果ってめちゃくちゃありますね!

どうです?筋肉を大きくするだけじゃないのがわかっていただけたでしょうか?今まで「筋肉大きくするだけなら筋トレは必要ないかな」なんて思ってた人はこれらのメリットを受けたいのであれば、レッツ!トレーニング!です!

参考:※ Huseyin Naci1, Maximilian Salcher-Konrad1, Sofia Dias2,3, Manuel R Blum4,5,6, Samali Anova Sahoo7, David Nunan8, John P A Ioannidis5,6,9 「How does exercise treatment compare with antihypertensive medications? A network meta-analysis of 391 randomised controlled trials assessing exercise and medication effects on systolic blood pressure」

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