
筋肉の役割

今日は筋肉についてみていこう!筋肉はなんの役割を果たしているかな?

簡単だよ!体を動かす役目でしょ!

その通り!もう少し細かくいうと筋肉は、
- 骨を動かす
- 内臓を動かす
- 心臓を動かす
という役割があるよ。他にも、
- 外的な衝撃から体を守る
- 血液循環のポンプ作用
- 熱を生み出す
という働きを担っているよ。

こんなに色々あったなんて。
ポンプ作用っていうのは何?

筋肉は伸びたり縮んだりすることで中の血液を押し出すことができるんだ。心臓から遠い足ではふくらはぎの筋肉が動くことで末端まで血液を届けているよ。このことからふくらはぎの筋肉のことを「第2の心臓」なんて言ったりするよ。

体を動かすと血流が巡るっていうのはこういうことなんだね。

その通り!また、筋肉は活動するときに熱を生み出すこともできる。寒いときにブルブルと震えるだろう?あれは筋肉を動かして熱を生み出そうとする体の働きなんだ。

あのブルブルにそんな意味があったなんて!ただの寒いアピールじゃなかったんだね。
骨格筋の構造

体を動かす働きを担っている筋肉のことを骨格筋というよ。内臓や心臓を動かす筋肉と違って骨格筋は自分の意思で動かすことができる。内臓が自分の意思で動かすことができたらどうだい?

寝ている間に心臓が止まらないか気が気じゃないな。

確かにね笑
骨格筋はその名の通り骨に付着することで骨を動かすことができる。ただ、直接筋肉が骨にくっつくわけではなく、「腱(けん)」という固い組織に変わって骨にくっついているよ。

腱ってそういうものだったんだ。


つまり筋肉が縮むことでその力を腱を介して骨に伝えているということだね。
ちなみに筋肉は自ら縮むことはできるけど、伸びることはできないよ。

伸びることはできないって、ストレッチって筋肉を伸ばすことでしょ?伸びてるじゃん。

確かにストレッチは筋肉を伸ばすことだ。だけどあれは筋肉自らが伸びているんじゃなくて、重力や、他の筋肉の力によって「伸ばされている」にすぎないんだ。筋肉ができることは、
- 縮む
- 弛緩(しかん)する
このふたつだけ。
弛緩するというのは縮む力を失ってただゆるむということだよ。あくまで筋肉自らが伸びるということはできないということを覚えておこう。

そうだったのか。てことは筋肉にはONとOFFしかないってことだな。
筋肉を動かすエネルギー

筋肉を動かすエネルギーってなんだかわかるかい?

エネルギーって言ったら、ご飯でしょ!てことは炭水化物かな?

残念!不正解!

え!?じゃあなに?お肉とか?わかった!プロテインだ!

残念。それも不正解。ちなみにお肉に多く含まれるタンパク質は筋肉を作る材料になるよ。タンパク質を英語でいうとプロテインだね。

ハズレかぁ。正解は一体なんなの?

正解は『アデノシン三リン酸』だよ!ATPと呼ばれる物質だ。

そんなん知らないよ!初耳だよ!イジワル!

ごめんごめん。ちなみに炭水化物や脂質と呼ばれるものはATPを作り出すためのエネルギー源になるんだよ。

エネルギーを作り出すエネルギー源?もうよくわからないよ。

詳しいことはこの記事をみてごらん。トレーナーは絶対この話は理解しておこう!

最後は丸投げかぁい!!
- 筋肉の役割
- 骨を動かす
- 心臓・内臓を動かす
- 外的な衝撃から体を守る
- 血液循環のポンプ作用
- 熱を生み出す
- 骨格筋のみが自分の意思で動かすことができる
- 筋肉は腱を介して骨に付着する
- 筋肉は縮むか緩むだけで伸びることはできない
- 筋肉を動かすエネルギーは「ATP」
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