LPGAアメリカツアーに帯同してきました!

こんにちは!スポーツを頑張る人のトレーナー藤倉です!

3月の終わりから6月の末まで、女子プロゴルフ選手のアメリカツアーにくっついて渡米してきました。

トレーナーとして働き始めてもう10年以上になりますが今回のように帯同して海外に行く、というのは僕も初めての経験でした。そしてゴルフという競技に携わらせていただくのも初めてだったのでかなり毎日が新鮮で刺激的でした。

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どんな仕事をしていたのか

大まかな1日の流れはこんな感じ↓

  1. 起床
  2. 朝食
  3. ウォーミングアップその1
  4. ゴルフ場へ出発
  5. ウォーミングアップその2
  6. 試合or練習ーその間選手に何かあれば対応
  7. 帰宅
  8. 夕食
  9. ケア

今回の帯同はずっと同じ家で生活していたので食事なども一緒でコミュニケーションは取りやすかったです。選手の普段の様子も把握しやすかったですね。

ゴルフは競技中や練習中にケガをすると言ったことはほとんどないのでゴルフ場での僕の仕事はほとんどありませんでした。

しかし、パフォーマンスアップのためや怪我の予防のためにトレーニングを行う場合は競技の動作をしっかりと理解する必要はあるのでめちゃめちゃスイングは見てました。ゴルフのスイングをこんなに見るのは初めてだったので発見の連続でした。

プロゴルフのツアーってどんな感じ?

LPGA全米女子プロゴルフ協会(Ladies Professional Golf Association) のツアーというのはアメリカ国内を中心として各会場で週ごとに4日間の試合を行います。基本的には最初の2日間が予選で、通過すれば後半2日間の本戦に出場できるという仕組み。

LPGAツアーはアメリカだけでなくアジアやヨーロッパの試合も含まれています。

今回僕は選手にくっついて、アメリカ国内を転々としました。西に行ったり、真ん中の方に行ったり東に行ったり…移動の時間も長い(飛行機で6時間とか、車で5時間とか)し、その度に時差ぼけも襲ってくるのでアメリカツアー選手は大変だなと感じました。

今は感染症の影響もあって移動はかなり制限されてますし、不自由に感じることも多いと思います。

ゴルフツアーの帯同を経て感じたこと

今回初めてゴルフという競技に触れたわけですが、この経験を通して感じたことがあります。それは、

ゴルフはトレーニングが介入する余地はある!

ということ。ゴルフをプレーする上でゴルフの練習以外の体力を向上するような何らかのトレーニングを積んだ方が、ゴルフの競技パフォーマンスを向上させられる可能性が高いのではないか、ということです。

そう考えた理由は2つ。

  1. ケガを予防する
  2. 体の動きを改善する

これらはそのうちまた記事をまとめようと思いますが、簡単に説明します。

1.ケガを予防する

ゴルフは似たような動作を反復するスポーツです。だから体に負担がかかる場所も一定です。

ゴルフをやっている人は思い当たる方もいるのではないでしょうか。プレーをすると決まって同じ場所に痛みが生じたり、しょっちゅう同じケガを繰り返していたり。

それは同じ動作を繰り返して負担が一点に集中しているからかもしれません。それを回避するには負担のかかる部位をトレーニングによって鍛え、多少の負担ではびくともしない体を作り上げることも有効かもしれません。

また、プロの選手は練習時間も長い方が多いと聞きます。そのこともケガの要因になっているかもしれないのでやはり体を頑健に保つことはある程度必要になるはずです。

2.体の動きを改善する

ゴルフのスイング動作だけでは変化を起こせない体の動きというのは確実に存在します。例えば背骨の動きが悪くて体を思い切り振ることができない、だとか、下半身の筋力が少なくてスイングが上半身だけで振ってしまっている、などです。

そういった場合はスイングをひたすらやっても改善することは難しく、背骨の動きを改善するエクササイズをやったり、下半身のトレーニングをやった方がスイング動作は変わってくれる可能性は高いです。

まとめ

スイング動作の綺麗なプロゴルファーでもケガをすることはあるので、アマチュアのゴルファーは特にケガには気をつけていただきたいです。

綺麗なスイングというのは体にとってもいいスイングであることが多いです。反対に言えば綺麗でないスイングは体のどこかしらに負担をかけているパターンが多いです。

今回はアメリカツアー帯同のお知らせとともに、そこで得た経験をシェアさせていただきました。またゴルフについてはおいおい記事を足していきますのでチェックしていただければと思います。

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