【ゴルフ】ゴルファーの体幹トレーニング何からやればいい?

こんにちは!スポーツを頑張る人のトレーナー藤倉です。

先日instagramに載せた投稿が結構反響があったので詳しく解説していきたいと思います。

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ゴルフに必要な体幹機能とは?

ここでは体幹の定義をざっくり胴回りという風に定義して話を進めます。

ゴルフはアドレスしてからテイクバックしてバックスイングを経てトップまで到達したら切り返してダウンスイングに入り、ボールをインパクトしていきます。

この動作中、体幹部は右利きの人であれば右回旋した後勢いよく左回旋していますね。

だからなんとなくゴルフのための体幹機能としては左回旋のパワーが重要と考えてしまいがちです。

ですが実際にはゴルフのための体幹機能として重要なのは積極的に回旋を起こす能力よりも、「回旋を起こさせない」能力の方が必要だと言われています。

ゴルフスイングはどう見ても回旋運動なのに「回旋を起こさせない」能力が必要ってどういうこと?

当然の疑問です。

そもそもゴルフのスイング動作は、体幹部を捻って力を生み出す割合はかなり小さいと言われています。力を生み出しているのは下半身。足ですね。

陸上で行うほぼ全てのスポーツに言えることですが、ゴルフも同じで力は地面を蹴って返ってくる力を使ってスイングの動作を生み出しています。

だから、体幹部に必要な機能としては、

下半身で生み出した力をロスなく上半身に伝える機能

と言えます。

さて、想像してみて欲しいんですがゴルファーのお腹の部分にこんにゃくに変えてみたらどうでしょうか。

下半身でいくら地面を強く蹴ったとしても、そのパワーがこんにゃくのぐにゃぐにゃ動く性質に吸収されて、腕まで伝わらない気がしませんか?

そうなんです。つまり、ゴルフにおいて体幹部は下半身で生み出した力を上半身にロスなく伝えるためにこんにゃくのようにぐにゃぐにゃではいけないんです。回旋する力に抗う機能が大事ということです。

このことを「抗回旋力」と言います。

ゴルフでスイングを強化しようと思ったら、体幹トレーニングとしては抗回旋力を鍛えることが重要になります。

抗回旋力が強くなれば、下半身で生み出したパワーをぐにゃぐにゃと吸収することなく、バシッと上半身に伝えることが可能になります。

ではどうすれば体幹部の抗回旋力を鍛えることができるのでしょうか?

ゴルフのスイングのために抗回旋力を鍛える

まず初めにもっとも簡単な抗回旋力のためのトレーニングをご紹介します。

動画のようにうつ伏せでブリッジをしてから、片方の手をあげます。

こうすると体はあげた手の方に傾く(体幹部は回旋する)ことになります。ここで傾かないように肩の位置を水平に保つことで抗回旋力が鍛えられます。

もう一つ、instagramでも紹介したこちらのエクササイズを紹介します。

チューブを何かに固定し、真横に立って下半身を安定させます。この際アドレス姿勢をとるのもいいと思います。そこからチューブに横に引っ張られる力を感じながら、手を前に突き出したり戻したりを繰り返します。

やってみるわかると思いますが、かなり体幹部に刺激が入るのが実感できると思います。

まとめ

Instagramで反響のあった、ゴルフの体幹トレーニングの初歩についてまとめてきました。

ゴルフの体幹トレーニングというと、スイングを模倣したバリバリ回旋するトレーニングに目が行きがちですが、まずはこうした抗回旋力が土台としてあることが前提になります。これがないままに回旋するトレーニングをしてしまうと、ゴルフには全く関係ない体幹トレーニングになってしまうか、最悪の場合腰を痛めます。これをご覧になっているあなたはまずはしっかり抗回旋力を育ててからレベルアップしていってくださいね。

トレーニングもっと知りたいって方は、平塚駅徒歩3分のキノスラスポーツパフォーマンスまでお越しください!一緒にゴルフのパフォーマンスアップのためのトレーニングを頑張っていきましょう!

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