ゴルフに筋トレって必要?

こんにちは!スポーツを頑張る人のトレーナー藤倉法隆です!

今日はこんな質問に答えます!

ゴルフって別に筋トレは必要ないんじゃない?筋肉のないおじいさんだってゴルフやってるし、筋トレ必要なのってプロとか競技でやってる人くらいでしょ?

これは結構皆さん思ってることですよねぇ。プロゴルファーだって筋トレ一切やらない人もいるんでアマチュアならなおさらですよね。

ってことで今日は「ゴルフに筋トレは必要か」と言うことについてお話ししていきます。

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ゴルフに筋トレは必要か

まず結論から言うと僕の意見としてはゴルフに筋トレは必要と断言します。

職業的な立場上とかじゃないです笑 ゴルフするなら絶対筋トレしたほうがいいです。やらないなんてもったいないです。損です。大損です。

理由を説明していきます。

ゴルフするなら筋トレしたほうがいい理由

①ケガを予防できちゃう

ゴルフしてる人ってあちこち痛めている人多いです。プロでもそうです。肘や腰、肩甲骨の辺りや首に痛みを抱えている人結構います。

松山選手も首を痛めて試合を欠場したりしてましたもんね。

ゴルフは同じ動作を繰り返すスポーツです。だから負担が集中しやすいんです。関節や筋肉に繰り返しのストレスがかかり続けると多かれ少なかれ消耗してしまいには怪我につながります。

ゴルフ肘なんていい例ですよね。クラブを繰り返し振った結果、負担のかかり続けた腕の筋肉の付け根にダメージが蓄積して炎症が起きる。これがゴルフ肘です。

筋トレをするとこう言った問題を回避することができます。筋トレが怪我を予防できる理由をまとめてみます。

筋トレをすると怪我を予防できる理由
  • トレーニングにより、関節や筋肉そのものの強度が上がり、スイングによる衝撃に耐えられるようになる
    • プレハブ小屋みたいな家より鉄骨作りの家の方が衝撃に強いですよね

  • トレーニングにより、スイング時の関節が安定するようになり、フォームが安定する。それにより悪いフォームと比べて怪我を回避しやすくなる
    • プロのスイングってグラグラ動く部分が少ないですよね。それでいてガチガチに力が入るでもなくスムーズにスイングできるのは肩甲骨や股関節といった関節が安定しているから

  • ゴルフのスイングは一方向性のもののため、バランスはどうしても悪くなりやすい。トレーニングでそのアンバランスを整えて怪我を回避しやすくなる
    • 右スイングばかりじゃなく、左スイングも時々やったほうがいいってよく言いますよね?どっちかばかり使っていると体のバランスは崩れていきます。ジェンガも右側ばかりブロック外したら倒れちゃいますもんね

  • トレーニングにより、関節や筋肉に無理のない動かし方を習得することができ、怪我を回避しやすくなる
    • トレーニングって関節に悪い体の使い方が極限まで削られています。それを覚えるとゴルフでも日常でも勝手に体に優しい使い方ができるようになります。

  • 疲労困憊するまでの時間を遅らせて、スイングフォームの乱れを最小限に抑えることができる
    • スポーツで怪我するタイミングって大抵試合の終盤なんですよ。きっと疲れてフォームが乱れてきて体に無理をさせちゃうんですよね。体が強くなれば疲れづらくなるからフォームの乱れを抑えられます。ゼロじゃないですけどね。

どうでしょうか?筋トレって筋肉を大きくしたり出せる力を大きくするだけのものって思っている人が多いですがこんなにたくさんいろんな影響を体に与えているんです。

もしあなたが怪我に悩んでいたり、怪我が怖いのならトレーニングして怪我を改善したり予防したりしませんか?

②飛ばす以外のゴルフのパフォーマンスも上げることができる

ゴルフの筋トレ=飛距離アップ

だと思っている人多いですよね。

もちろん筋トレは飛距離アップにも大きく貢献してくれますが、筋トレのゴルフに与える影響はそれだけではありません。

例えばPGAのRory McIlroy選手も

「飛距離も大事だが、スイングの安定性を獲得するためにトレーニングを実施している」

と語っていたそうです。

筋トレは飛距離以外のどんなことに貢献してくれるのでしょうか。

筋トレがゴルフのパフォーマンスに与える影響
  • 柔軟性が上がってスイングが大きくなる
    • 筋トレは筋肉の柔軟性を向上させることがわかってますが、それによりトップが高くなったりしてより力強くスイングできるようになります。

  • スイングの勢いに負けなくなる
    • 自分のスイングの勢いに負けて体がぶれてしまったり、突っ込んでしまう人は多いです。筋力がつけばそんなこともなくなります。また、そういったブレによってスイングが安定しない人はスイングの再現性が向上するというメリットにもなります。

  • 根本的な体の動かし方がわかる
    • 怪我の予防のところでも触れましたが、トレーニングは関節に負担をかけない効率的な動かした方の結晶です。その動かし方はゴルフにも必ず活かされます。

  • 疲労を抑えることができる
    • そもそもの力が強くなれば今までやってたことが少ない力でできるようになりますね。結果的にスタミナが持続することになります。少しでも元気な状態でクラブを振った方がスコアは絶対いいですよね。それからスタミナが持つということは練習時間が長くなっても頑張れるということでもあります。たくさん練習できれば上達も早い!

  • 不安定な場所でも安定したスイングができる
    • 傾斜のある場所なんかは下半身の筋力が低いとどうしてもレンジで打つ時とは違って無理な姿勢で打つことになります。筋力があればある程度その無理をカバーすることができます。

  • 動きの多様性が身につき状況に応じたスイングができるようになる
    • 動きの多様性。難しい言葉ですね。要は対応力です。レンジでやってるいつもの打ち方と違う打ち方で打たなきゃならないって時に必要ですね。こういう時に筋トレでいろんな力の発揮の仕方を練習してると対応しやすいよ、ということです。

まとめ

思わず勢いで筋トレのメリットをたくさん挙げてしまいましたが、どうでしょうか?こんなにたくさんメリットがあるのにあなたはやらないんですか!?

正直なところ、僕はトレーナーになるために筋トレの勉強をし始めた頃に、

「ああ、なんで自分は現役の頃にもっと筋トレ頑張らなかったんだろう…」

と後悔しました。あなたはまだまだバリバリの現役ですよね!?

じゃあ今やらないと後で後悔しますよ!それに筋トレして体が強くあれば現役の時間もどんどん伸びる伸びる!いつまでも元気にゴルフしてほしいから僕と一緒に筋トレしましょう!!

では、ジムに行ってきます!

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