【指導事例】30代 女性 サーフィンのトレーニングして海外の強い波にも負けないようにしたい

今回指導事例として紹介するのはサーフィンを楽しむ女性です。

この方はサーフィン歴が7年ほどで、今度バリに行ってサーフィンをしたいけど、強い波にいつも負けてかなり疲れてしまうから、しっかりトレーニングを積んでもっと楽しめるようにしたい、とのことでキノスラにいらっしゃいました。

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①背骨を柔らかく使うことを覚える

まず最初にやってもらったことは、力を抜いて動くことを覚えてもらうということでした。強い波に負けない体を作りに来ていただいたわけですが、海外の強い波に真っ向から立ち向かっても人間が勝てるわけありませんよね。

まずは体を柔らかく使ってうまく受け流せるようになることを覚えてもらいました。

②ボードを踏み込むパワーを鍛える

次にパワーのある波に弾かれないようにしっかり踏み込むために下半身の筋力を向上しました。この場合は自分の体重だけを使っていてもなかなか巨大な波の力に打ち勝つことはできないのでウェイトトレーニングといって重りを使うトレーニングを実施してもらいました。最初はプレートをつけない状態でもヒィヒィ言ってましたが、しばらくするとどんどん重りを追加していけるようにもなりました。

基礎的な筋力がついた後はジャンプ系のトレーニングをして瞬発的に大きな力を出すトレーニングも追加していきました。

この頃くらいからサーフィンでも踏み込んだ時にサーフボードから返ってくる感覚が変わってきたとおっしゃっていましたね。

③ボトムターンで姿勢が崩れないようにする

ボトムターンで姿勢が崩れてしまうとその後のライディングが大きく変わってしまう上に、力強いターンはできません。股関節と体幹部を鍛えることによって勢いに負けないターン姿勢を作り上げていきました。

④パドル力を鍛える

パドルとはサーフボードに寝そべってクロールのように手で水をかいて進むことですが、湘南と違ってバリはブレイクポイントが遠いことも多いです。だから長時間移動することもあるし、なるべく速くパドルする必要も出てきます。そのために背中や肩まわりをトレーニングしてパドル力を鍛えました。

もちろん他にもいろいろなトレーニングを組み合わせて実施しましたが、この方は

ご自分でもトレーニングしていたのもあってかなりパワーは上がっていきました。

結果

バリでは、特に体全身の疲れが少なくなったのを感じたとおっしゃっていただきました。それだけ1日に海に入っていられる時間も伸びたそうです。

せっかくのサーフィン旅行、どうせなら思いっきり楽しみたいですよね。

この方もそれができたようでよかったです。

まだまだ頑張ってトレーニング継続していきましょう!

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