今回指導事例としてご紹介するのは、腰痛に悩むゴルファーの男性です。
この方はデスクワークでずっと座っており、週に1度の打ちっぱなしやラウンドに出ると腰や背中がバキバキに固まっていたくなるという悩みがありました。それと合わせてトレーニングをしてドライバーの飛距離をこっそり伸ばして、ゴルフ仲間のみんなを驚かしてやりたい!というご希望がありました。
①マッサージで背中や腰、お尻の筋肉を緩める
この方はよくマッサージに行かれるとのことでしたが、それでもデスクワークでカチコチに腰の筋肉が固まっていました。
こういう場合は腰だけ緩めてもあまりいい効果が得られず、肩甲骨周りや、お腹、お尻や股関節など全体的に緩めてあげると腰が楽な状態が長続きしてくれます。
②背骨の動きを改善する
ゴルフで腰痛になってしまう原因の一つに背骨の動きの悪さが挙げられます。特に胸椎と呼ばれる背骨の上半分の回旋する動き。これが固いと無理やり腰を回すことになってしまうので、腰の筋肉の負担は増してしまいます。簡単な運動をして胸椎の動きを取り戻していきます。
③下半身と体幹部のトレーニング
ゴルフのスイングには
・下半身の地面を蹴る力
・下半身で生み出した力を腕にロスなく伝える体幹部の力
が重要になります。下半身を鍛えつつ、体幹部の「抗回旋力」をトレーニングしていきいます。
結果
まだまだスタートしたばかりなので結果らしい結果は出ていませんが、先日の打ちっぱなしで「いつもより確実に体が回るようになった」といっていただきました。
打ちっぱなし後の腰痛に関しては「まだ張りを感じるけど少しマシかも」とのことで、今後も継続してトレーニングをしていくことで腰痛も改善し、ゴルフのスイングにも影響が出てくると思います。
Kさん、これからも頑張っていきましょう!
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