例えば、ヨガや自重トレーニングなんかの時に地面に手をついて、四つ這いやプランクをする際、肘の内側が前を向いてしまう人や、肘がまっすぐ以上に反対側に伸びてしまう人は女性は特に多いかと思います。
それによって肘を痛めてしまったと言う人のお話を何度か聞いたことがあります。これも関節のあそびが大きいため起こることなんです。それに加えて「関節の支持性に頼っている」と言って、筋肉の力を使わずに、関節が伸びきって止まるところに寄りかかっているような状態を言います。
こうなると、関節に負担がかかる他、筋肉をあまり使わないため、トレーニングとしての効果が薄れてしまいます。繰り返していると肘に負荷がかかって痛めてしまうことも少なくありません。
この場合でいえば本来肘の内側は顔の方を向くように肩や背中と胸の力を使って腕を内旋(内側に回すこと)する必要があります。逆に言えば、その力をつけていければ不安定性の高い関節も守れるようになると言うことです。
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