筋肉を強くするとは、ウェイトトレーニングにおいて腰の筋肉を使って、より重い重りを持ち上げることができるようになることであったり、一定の重さを高回数持ち上げることができるようになることです。
イメージ的に、重たい重りを持ち上げたり、何回も重りを持ち上げることが、どう乗車姿勢を長時間キープすることに役立つのか結びつきづらいかと思います。
例えば、あなたの腰の筋力が10あるとします。そして、乗車姿勢を維持するのに要する筋力は5だとします。つまりバイクに長時間乗車するのは、あなたの持っている筋力の半分を発揮しないと安定して乗っていられないということです。
ここで、トレーニングをして、あなたの腰の筋力が15に増えたとします。体重や、バイクをこぐ際のスピードは変化しないと仮定すると、乗車姿勢を維持する為の筋力は5のままですから、15のうちの5だけということで、全体の1/3の力さえ出せば、安定してバイクをこぐことができるようになるというわけです。
あなたの筋力の半分を使わなければ完遂できなかったことが、1/3だけ発揮すればできるようになる。それがあなたにとって楽に感じるであろうということは当然わかりますよね?
また、筋肉の持久力は、エネルギー源であるグリコーゲンの貯蓄量にも依存しています。グリコーゲンが体内にたくさん蓄えられていれば、長時間の運動にも耐えられるということです。
では、グリコーゲンはどこに蓄えられているのか。肝臓と、筋肉の中です。筋肉を強くする過程で、筋肉が大きくなれば、そこに蓄えられるグリコーゲンの量も増えます。エネルギー源が増えるので当然運動継続時間が長くなるという理屈です。
これらが、僕が、腰の筋肉の持久力を高める為に、腰の筋肉を強くした方が効率的と考える理由です。ここでは重いものを持ち上げて、筋肉を強くする例をあげましたが、ウェイトトレーニング以外にも筋肉を強くする方法はあるかもしれませんが、僕個人としては、ウェイトトレーニングをすることがベストな方法かなと考えています。
他にも腹部の筋群を鍛えて、腰部をサポートしたりとか方法は一つではないと思います。自分が納得して、かつ効果が実感できる方法にたどり着ければと思います。
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