【指導事例】60代 女性 四十肩を治して楽に着替えができるようになりたい

今回ご紹介するのは、四十肩に悩む女性です。何年も前に四十肩を患い、そこから肩の動きが悪くなり、今も服を着替える時や、腕を前から上げるときに肩に刺すようなズキっとした痛みが走るとのことです。

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①肩甲骨周りや胸部の筋肉を緩める

まずはカチカチに固まった肩まわりの筋肉を緩めます。肩の関節部分はかなり固まってしまっているので、肩甲骨の動きを改善して腕の動きを取り戻そうという狙いです。

その方は元々マッサージを受けるのがあまり得意ではないそうで、なるべく不快にならないように優しく施術をしました。ご本人は「マッサージでこんなに気持ちいいと感じたのは初めて!」と驚いていました。そもそも筋肉を緩めるのに強い刺激は必要ないんですよね。

②肩まわりの筋肉を活性化させる

筋肉が緩んで肩甲骨の動きが出てきたところで少し運動を取り入れます。肩の小さい筋肉は動かさないと本当に硬くなって使われなくなってしまいます。そうなると筋肉が痩せてしまって余計使われなくなってしまう悪循環に陥ります。

逆にいうと、筋肉に刺激を入れて使えるようにしてあげると驚くくらい肩の動きが変わります。この方も毎回15分くらいの運動で、上がらなかった腕が上がるようになっていきました。痛みを伴ったり、キツイ運動は一切していません。肩のインナーマッスルをメインに軽めの運動を実施したのみです。

マッサージを受けた後よりも明らかに肩の動きは変わりました。固まってしまった関節はマッサージだけよりも自分で動かしてあげたほうが断然よくなります。

③姿勢を整える

それからこの方はかなり猫背でそれによって肩甲骨が前に出てきてしまっているのも問題でした。背骨を動かすエクササイズで姿勢を改善していきます。こればかりは少し時間がかかりそうですが、本人としては胸が開くような感じがして息が吸いやすくなったと言っていました。

結果

姿勢の改善が功を奏し、着替えをする時も特に意識しなくても自然に腕を上げることができたと言っていました。まだまだ肩の動きは改善していく必要はありますが、日常生活で痛みを感じることはだいぶ少なくなったと言っていただけました。

キノスラにはスポーツをやっていない方もたくさんいらしていただいています。あなたが慢性的な痛みに悩んでいるのなら運動を取り入れてあげたほうがきっと楽になるはずです。

雑記
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